基本概念
全期間において肥料は少なめに回数を多く追肥し過去の経験に素直に従い事前の施肥による期待感を持たないこと。
散布後必ず散水するか降雨前に行う。
チッソは、梅雨期と着色期以降には肥効を発生させないようにする
リンは、土壌に吸着され、使用できなくなるので過去の施肥量を期待せず、追肥でしか必要量は与えることができない
カリも、交換性イオンになり植物が利用できなくなるので、天候不良時と、果実肥大期には、積極的に追肥する。 |
開花から着果には リンを強くチッソを樹制により加減する リンは、果実の滅数分裂数を決め将来の肥大を左右する 梅雨期以降有機質肥料は使用しない 梅雨明け時にチッソの残効が残ると、食味を悪化させ、着色不良を起こす。 |
光合成に対する障害(曇天、多雨)には 、カリを多用する
空梅雨では、チッソ、リンを積極的に使用する。
砂地では硝酸カルシウムを10kg
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チッソ残効がある場合ホウ酸と消石灰を早めに使用。
果実が肥大するにはカリが必要で、葉が硬化し糖分を果実に移行し肥大を促進する
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消石灰はビタービット発生土壌や黒ぼく土ではできる限り行い、樹制の強すぎる場合も散布
必ずホウ酸を併用
良品生産には、絶対不可欠。
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