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土壌環境研究

土壌環境研究

 

農業の普遍的な資材の代表的なものは、土壌であります。

水耕栽培などの農業は別ですが(関わりが無いわけではない)土壌によってもたらされるすべての恵みによって、我々生命体は生存できています。

植物は直接的に、動物は間接的にその恩恵によって生かされており、土壌と大気と日光無くしては、いかに科学が発達したところで、それを借りて循環の一部分と成って存在している我々には如何なる事も無力なのです。

宗教ではありませんが、思うに見渡す限りの地平線に存在する、すべての生き物と土壌と大気には、自分の先祖(人間とは限らない)の一部分の変化したものが常に存在しており、自分の食してきた生命体の死骸にも先祖やその他のすべてが溶け込むように存在しており、地球上のすべてが自分を守ってくれそして地球上のすべてが自分自信であることが農業を深く鑑みれば、禅により悟りを開く事以上に単純に実感できるのです。

 

その要となる土壌を理解する事は、考える事の出来る人類に生れ落ちた今回の自分には、非常に楽しい作業であり、尽きる事の無い智への欲求を限りなく追い求めるものです。

自分自信の頭の中にある、ほんの少しの常に変化し成長する見解と、実践農家の結果と書物からの知識の吸収により、普遍的な見解を築き上げ、明日の農業の何らかの足しになればと思います。

 

現在の自分の認識では、普遍的に必要なものは、土壌の通気性であり、土壌空気と大気とのガス交換こそが、健全な土壌の絶対条件であります。

化成肥料の偏重使用などによりもたらされたものは、観念的な有機物の必要性ではなくて、有機物の絶対的な投入不足による、団粒の要となる腐食酸や微生物の餌となる有機物の枯渇と化成肥料と石灰の過剰投入によるph(等電点にあわない)の急激な変化による、土壌構造(粘土)の破壊による、土壌団粒の悪化からもたらされます。

耐水性団粒の構造破壊による微細粒子の雨の為の溶解による土壌団粒の連続性間隙の破壊、それに伴う土壌クラスト(表面の土壌のトロによる蓋)の発生での土壌と大気の通気性の破壊が根への酸素供給を阻害し、土壌中の有機物分解に伴う、発生するガスの土壌蓄積の排出不良による、ガス障害の発生による発根不良がすべての原因です。

土作りと施肥
堆肥と炭酸ガス
消石灰
土壌型

 

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