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       最終更新日2005/05/27

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炭酸ガス説の弱点
アシカ島
気候変化の周期

 

 

 

炭酸ガス説とその弱点

近年の気温上昇化現象の原因について、産業革命以降人類が石炭や石油を多く燃焼したために、空気中に炭酸ガスが蓄積された結果であるとみなす、いわゆる炭酸ガス説というのを提唱する学者もいる

これは要約すれば、太陽から地球に到来する熱線は短波であるため、炭酸ガスを含んだ大気中を用意に通過して地球に達するが、逆に地表から放散される熱線は長波であるため、炭酸ガスが空気中が多くなると通りにくくなって、結局地表に熱が放散されずに充満して温暖となるとする論説である。

近年の気温上昇化に際して、産業革命と炭酸ガスを結び付けたこの説はまことにもっともらしく感じられるが、これは大都会の都心が郊外より暖かいといった事実の説明には、かなり意味がありそうで一概に否定はできない。

しかし、この炭酸ガス説は次のように大きな弱点が4つある。

  1. 今世紀より暖かかった西暦8,9世紀や15,16世紀の温暖はなぜ生じたかを説明できない。この時代には人類が特に石炭石油を用いた史事は認められない。

  2. また、12世紀や18世紀の寒冷期がなぜ訪れたかは、炭酸ガス説ではまったく説明できない。

  3. 人気のまったく無いような、南北極地の氷厚が薄くなったり、氷河が後退している事実についても炭酸ガス説では、説明できない。(※この記述には現代では疑問がある)

  4. 火星の極冠のさえ近年減少しつつある姿が観測されている、いかに炭酸ガス支持者といえども、火星において産業革命が生じているとは、強弁できない。

以上の重要な4点を考慮すれば、太陽活動に内在するエネルギーの周期説を採る方が、地球上で何回も過去に繰り返し発生していた歴史的気候変化、特に寒暖の波の原因を説明するにも、火星の極冠縮小を考える上にも、当を得ていないだろうか。

しかも、オーロラの可視圏が、地球を取り巻くヴァンアレン帯の南北極地の空洞部分に該当ししかも、このオーロラの世紀別出現頻度に700年周期波が見られる点は、太陽活動に関するこの方面の研究に重要な示唆を与えるものと信じて疑わない。