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堆肥製造

一次処理
嫌気性腐敗分解
好気性醗酵
乾燥処理、出荷
10:3 成分詳細
5:3 成分詳細

    好気性醗酵
 堆肥が土壌色に変化

 鶏糞混合により、堆積中の水分減少(乾燥)がきわめて起き難くなり、前項の腐敗分解による、オガ屑などの分解による、体積減少と入替わりの含水率上昇のため、時間及び分解の進行により一層水分過多環境となります。

 また水分蒸散を防ぐために全面にシートを掛けます。

 嫌気分解が進行すると土壌の土色に変化し、攪拌移動時の悪臭が芳香臭に変わってくる。

 この時点で嫌気性腐敗分解を終了する。

  はじめて好気性環境で醗酵

 

 土壌農薬の無い古来から行われている左記方法を堆肥の製造方法に採用することで、はじめて有機物の完全熟成を実現できました。

 従来堆肥の製造方法である、好気性醗酵を嫌気性腐敗分解経過後にはじめて行います。

 ハウス内に高さ50センチで敷き詰めこの上を、トラクターで2〜3日おきに耕運撹拌します。

 乾燥が進行し水分が適度になったころに1週間ほど、好気性醗酵による温度上昇がありますが、その後低温で乾燥していきます。

 トラクターで物理的破壊(打撃、摩擦)を行うために、嫌気性腐敗分解で脆くなった、オガ屑などの粗大有機物が、より一層小さくなります。

 稲作で行われている“土用干し”は、還元状態から酸化環境に移行するときの、有機物分解によるチッソの無機化を利用しています。また病害発生土壌の土壌改良として水を張って田んぼ状態(嫌気性環境)にする方法がありますが、イチゴ、メロン農家では常識的に行われています。