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土壌分析 有機物の投入過剰が、土壌を悪化させています。土つくりを考え直しましょう。窒素飢餓、リン酸過剰、微量要素不溶化など、対策には土壌分析が不可欠です。
Fertilizing for Maximum Yield

 最高収量 農産物、ひいては全ての人類の目標

  有史以来の人類の生存理由 

 人類の他の動物類との違いは、明らかに農耕にあります。

 狩猟や、採取は、肉食動物、草食動物の種別により、昼夜、季節の差無く常に行われております。

 施肥などの準備を行い、播種、定植、除草、間引き、管理、追肥、収穫、加工、全ては、人類以外に行うことのできない高度な、手法と技術であります。

 古来、麦や稲を発見、旅する狩猟から、定住する農耕へ移行して1万年の歳月が流れたようですが、常に求めてきたものは、安定した収穫にあり、神に祈り、貢物をし、略奪から守り、また肥料を吟味しました。

 古来中国の尭舜の時代には、律令で休ませる畑の期間を2年畑3年畑とされていましたが、それは、栽培を1年間行ったあとに、2〜3年間休耕し、肥料を蓄えたり、消費しすぎないようにする法律だったようです。

 チグリスユーフラテス地方の民は、繁栄の代償に、農地の塩類障害を蔓延させ、不毛の大地から逃げ出し、一部はエジプトの奴隷のようになり、出エジプト記にあるように、400年後に約束の地カナンを目指したことはあまりにも有名です。

 近代では、第一次世界大戦への、アメリカの参戦のきっかけは、肥料のタンカーを沈められたことにもあり、日本の開戦も過燐酸石灰の輸出禁止による、アメリカからの経済制裁(現在の北朝鮮のような状態)にありますが、アメリカの建国の歴史も、艦隊による南国の島々の、窒素質グアノの収奪にあります。

 あまり正確に教えられていませんが、戦争の理由の多くは、第一に領土、次に肥料のことがそのきっかけとなります。キューバの有機栽培もきっかけは、アメリカの経済制裁です。

 今後も人類は、農業と共に地球環境、他国(偏在する肥料資源)の利害と共に、共存を図っていく必要がありますが、我が国に目を向ければ、リン酸、カリウム資源の皆無であるからこそ、世界一の農業技術、特に施肥技術を確立しなくてはいけません。

 最高収量とは、単位面積当たりの、地球上での理論最高収量に如何に、近づけるかにあります。

 幸い?に炭酸ガス濃度は上昇しており、炭水化物は十分吸収しやすくなっております(現在380ppm)恐竜の時代(1500ppm)ハウス栽培では、1200ppmの炭酸ガスで、理論最高収量を実現できる。

 未来の子孫に、美しい環境を残すことを命題に、輸入化学肥料を削減し、有機栽培を進行することも、別ページで解説するように、必ずしも正しいとは思いませんが、有機栽培を善とする大衆の考え方も、安易に踏みにじることもできません。

 茨城県では、ハウスメロンの農家が、連作障害?を克服できずに、メロン栽培をやめたり、農業そのものを廃業する人が後を立ちませんが、その原因に、過剰な堆肥投入にあることが、自分の研究では明らかです。

 有機質肥料の特徴を踏まえると、厳寒期の作付には、化学肥料を利用すべきですが、産地が選んでいるのは、ほとんどが有機質肥料となり、20年前には無かった、病害に悩まされております。

 産地において、自分が農家さんに説明する大部分は、化学肥料と、有機栽培は、安全性、品質においてなんら差がないばかりか、化学肥料で適切に作られた農産物のほうが、病害虫の被害が少なく、収量及び、品質が優れている点です。

 

 



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