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是非一読ください→施設園芸の、病害発生原因  
土壌分析









AZニーム4000 4リットル
有機物の投入過剰が、土壌を悪化させています。土つくりを考え直しましょう。窒素飢餓、リン酸過剰、微量要素不溶化など、対策には土壌分析が不可欠です。

 
 2010年の進歩

 昨年2010年は、従来のメーカーとしての事業内容として、小売店に弊卸価格に1.5倍程度の上乗せをして、むしろ弊社及び農家様の利益よりは、小売店の利益を優先した販売形態を農家直売にシステムを変更するひとつの実験的な一年でありました。

 その為、農家様の必要な技術を進める前に、小売店の在庫を処分することなども含め、必ずしも自分の学術的認識による施肥をお勧めできない状態にありました。

 昨年3月ほどより、農家の直売を開始し、鉾田の葉物農家に対して、多くの肥料販売が見込めることを念頭に、かなり自分なりに無理を行い、相手の要求以上の結果を導く為に、いくつかの失敗をいたしました。

 現在では、その思想を強く農家様に伝えておりますが、5kgの追肥である一定の結果が出たにも係らず、それ以上の結果を求められた為に、10kgの追肥をお勧めし、販売作物に悪影響を与えてしまい、多くの損失を肩代わりすることとなりました。

 言い訳でありますが、10kgを撒布することには、初期成育、又は8葉期程度に撒布するようにお伝えしましたが、それを逸脱し翌日の収穫物にまで撒布した為に、薬害が発生したものです。

 大事な考え方
 

 5kgの追肥剤を10kgにすることや、1000倍の葉面撒布を、500倍にすることなど、言葉では単純に発せられることですが、2倍の濃度や、投入量実施することは、生命の認識においては非常に重苦しいことになるということを認識したしだいです。

 増収を目指す、弊社HPで、文章的には25%の増収を目標とすべきですが、いつも2倍や1.5倍の増収をできるかのように言葉を発してしまいます。1.5倍の収量増加は、経費の比率によりますが、手取り収入は、2〜3倍以上になります。その為すぐに表現してしまいますが、実際の生命活動ではとんでもない変化であるという言うことです。

 自分では、その変化の違いを良く身長で農家様に説明しますが、150cmの女性と180cmの男性の外見的な違い以上に、食事の量、体力、筋力の違いは、実際同じ生命とは思えませんが、本気のスポーツや喧嘩をした場合には、その違いは、150cmの女性二人が力勝負で挑んでもおそらく180cmの男性には勝てないでしょう。

 150cmの20%増しが180cmで在りますが、体重は40kgが70kgと75%の増量となり、外見的な20%UPは、内面的に、75%UPとありえることも示唆しています。

 自分が犯した罪である、5kgを10kgにする100%UPはとんでもないことで、内面的には、300%以上の付加、変化を与えていると思われます。

 弊社が行っている技術は、つまるところ、学者やメーカーが行っていることを、農家さんを実験台に行っているように思われることが多く(増収又は、問題解決のため)尿素の葉面撒布、カーボリッチの全面潅水、単肥肥料の元肥、追肥など学術的なデータを参考にし、且つ学術にない科学的考察を規範に考察して、追肥、葉面撒布をお勧めします。

 こぼれないコップの水が、水を注ぐことで、じわじわとこぼれずに、突然こぼれだすように、障害の発生までは、認識できないものです。その為、一度うまく行った技術をより一層強く、濃く行うには、必ず20%UP、で行うことを、大事な考え方として、昨年は肝に銘じたものです。

 20%の変化は、4回行うことで、2倍の変化になりますので、6月以降では、何かの変化を行う際には、必ず、20%の違いで行うようにお勧めすることで、大きな障害を一切発生することがなくなりました。

 また、期間が長くメカニズムの理解しやすいトマトキュウリなどの果菜類に限って、顧客を限定し、私の原点である、栄養週期栽培法での施肥法により、変化の与え難い、非結球葉菜や、管理の影響を受けやすい、無加温ハウスのメロン、スイカ、イチゴをしばらくは、行わないことに決めてから(著しい顧客の減少もおこった)ずいぶんと適切な結果(増収)を導けるようになりました。

 自分のビジネスも、農家の増収も、葉面撒布、肥料追肥も、農家収益も全て、20%以上の変化を与えないことが、一番重要と思われます。弊社経営も、上記方針転換がうまく行かないと、事業閉鎖になりえそうですが、現実には、精神的、肉体的にずいぶんとのんびりと、事業を遂行し、少ない顧客で余裕を持って、技術開発を行うことで、ずいぶんと確実且つ、正確な施肥法を実践することができました。

 
大事な考え方は、2割減らして、2割増やすことと思っております。

 葉面撒布などの追肥を多めにするには、1000倍を800倍にする、5kgを6kgにすることなどで適切な追肥であれば、思った以上の成果を実現できますし、作業性や、収益性で悩んでいる場合には、作付を2割増やすのではなく、2割減らすことを選択すべきです。そのときに重要なことは、2割削減した分の時間で、適切な管理を行い、収量、秀品率、サイズを2割あげることを目指すべきです。
 
 2割減らす勇気が必ず2割UPの手取り収入を実現できます。もちろんその為のメカニズムが必要で、それを提供することを、弊社のビジネスとしたいと思っております。
 


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