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有機物の投入過剰が、土壌を悪化させています。土つくりを考え直しましょう。窒素飢餓、リン酸過剰、微量要素不溶化など、対策には土壌分析が不可欠です。


 [new]土壌分析  簡易土壌分析

    簡易土壌分析の手順 



 @ 土壌を採取する。
  栽培中の土壌分析では、根の周辺を採取すべきですが、大事な原則は。
   1)土壌表面は、ECが高いのでよける。
   2)根の周辺の、10〜20cm程度の深さから採取する。
   3)マルチを張っている場合は、表面でもそれほど差はない。
    ※マルチをはがして、土壌表面が乾燥していない場合に限る。

 A 測定瓶に水を入れる
   1)水道水でも可能ですが、水だけでECを測定し、0.00
     であれば可能。
   2)井戸水は使用しない。(ECが0.2以上ある場合)
   3)薬局で販売している、精製水を利用する。(EC0.00を確認)
 精製水を”B”まで入れる。
 EC測定 
  Bまで水を入れる。
    1:5

 PH測定
  Cまで水を入れる。
     1:2
 
 B EC測定の場合
   1) 付属測定瓶のWB”まで精製水を入れる。
   2) 土を”A”まで入れる。
     ※一般的には、乾燥土を入れることになっていますが、
      乾燥させていない採取土を入れること。
     (乾燥させると、ECが高く出ます。)
   3)ふたをして、激しく振る。
     ※JA方式では、30分攪拌ですが、5分程度で十分です。  

  採取した土をAまで入れる。
 

 ECとPHは、簡易には、
 1:5でも計れます。

 精度が重要な場合PHは
 1:2で測定すること。

 
 
 C 測定機で測定する。
   1)上記5〜10分攪拌後、10〜30分後に測定する。
     ※攪拌後、土壌の濁りが沈殿し、透明になってから測定する。
       ECが低い場合  不思議に透明になりにくいです。
       ECが高い場合  すぐに透明になりやすい。
   2) ECは、濁った状態でも測定できます。

   
  精測定後の判断
    
果菜類     トマト生育診断

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