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2004年 北海道 久保農園のミニトマトに関するデータ |
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平成12年より4月上旬播種、6月上旬定植、7月下旬〜11月上旬収穫の夏秋とりミニトマトを生産していますが、過去4年間は生産組合の指導どおりの有機質肥料主体の施肥、元肥依存型の作り方でしたが、昨年11月松元さんに1本の電話を入れたことに始まり、今年は元肥窒素を慣行の50〜70%程度の出発とし(土壌診断の測定値から各々の施肥量を決定)天候に合わせた化成肥料の追肥を積極的に行いました。 生育中は樹勢や土壌EC、葉柄中硝酸態窒素濃度の測定から追肥の時期と量を判断しました。結果として、まだ正確な数値は出ていないものの売り上げ対前年比140%、一反あたり100万円の増収。また、秀品率もおそらく95%は超えていると思われます。今年はかなりの猛暑で5段目以降花ぶるいがあり、秋の高値の時期に結実が悪かったこと、さらに9月8日の台風18号の影響でビニールがすべて飛ばされ、かなりの数の果実が振り落とされ、それ以降30%程のハウスは路地の状態であったにもかかわらず、これだけの結果が残せました。ちなみに組合全体では対前年108%となっています。 昨年までの元肥(1反あたり)
*については組合では認められていなかったため、内緒で投入。 元肥総額 約70,000円 使用追肥 サンエーヨー555、484など(20kg8,000円)*窒素1kg約1万円! 葉面散布 カルプラス、HB101、ジョリーブ社GPシリーズなど。 農薬使用回数 8回 平成16年度の取り組み *
数値データを重視する! 1:土壌診断(施肥前) 普及センターや民間肥料会社に依頼 2:土壌EC測定 簡易メーターで週に1回測定 3:葉柄硝酸態窒素濃度測定 青年部の取り組みで2週間に一度測定 4:土壌水分測定 テンションメーターにて随時測定 5:石灰:苦土:カリ比率(当量比5:2:1)=塩基バランスを重視 使用元肥料
元肥総額 約40,000円 使用追肥 窒素系:硝安、硫安、硝酸カルシウム(ノル窒素) 燐酸系:過燐酸石灰 カリ系:硫加、カーボリッチ 複合系:大塚化学OK−F1,F3,千代田化成ファイン千代田 微量要素:硫マグ、硫酸第一鉄、硫酸マンガン 葉面散布 カルハード、ソリボータケダ、日液化学B5、K22 農薬使用回数 6回 *追肥はおよそ週に一度のペースで与えますが、そのときによって種類や量は異なりますが、一度に与える窒素量は多い時で1`くらいです。単肥の場合、前日に水に溶かしておきますが、用意できなかったときは複合物を与えました。期間を通して与えた追肥窒素量はおよそ10`程度です。今年はかなり天候もよく、日照もあったので中盤以降強気で追肥してみました。追肥にかかった金額は期間中1反あたり1万円程度かと思われます。
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